こちらは愛知県岡崎市の創業60年の建設会社。

防犯対策として、ことし4月から“ある取り組み”を始めました。

(小幡建設 小幡省侍 社長)
「一番おすすめしているのは『隠し金庫』」

この会社のイチオシは隠し金庫。
部屋に置かれていた花瓶をずらしてみると…。

何とサイドボードの一部分がくり抜かれていて、ふたを開けると中から金庫が!

(小幡建設 小幡省侍 社長)
「(強盗は)金品などを狙いに来ると思うが、金庫自体を建物などの中に埋め込んで『見つからない・持ち出せない・盗まれない』」

安心して外出できるような家を

一目見ただけでは、どこにあるのか分からない隠し金庫。

こちらのお宅では、クローゼットの床に不自然に見えないよう底上げした段差を作り、隠し金庫を設置していました。

施工の様子

この会社が手掛ける隠し金庫は、元々家にある家具の一部を加工したり、床の下をくり抜いてスペースを作って設置していて、費用は約12万円だということです。

設置までにかかる期間は最短で1週間ほどで、これまでに岡崎市内の高齢者の住宅を中心に7件ほど設置した実績があり、最近は防犯に関する相談も増えているといいます。

(小幡建設 小幡省侍 社長)
「『本当に安心して家を留守にできる』という声が。安心をもって外出できるような家が多くなってほしい」

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