陸上自衛隊湯布院駐屯地の西部方面特科隊が「第2特科団」へと格上げされ、隊旗の授与式が行われました。
陸上自衛隊の「第2特科団」は南西地域における防衛力の強化に向けて、3月21日に西部方面特科隊を格上げし、発足しました。
関係者およそ500人が出席して13日、大分県由布市の湯布院駐屯地で隊旗の授与式が行われ、三宅伸吾防衛大臣政務官が伊藤久史第2特科団長に団長旗を手渡しました。
(第2特科団長伊藤久史陸将補)「国民や地域住民に貢献し得る健全で盛況な部隊を作り上げていく覚悟であります」
九州・沖縄の5つの部隊が所属する第2特科団は隊員2200人の規模で、長距離ミサイルを運用する「地対艦ミサイル連隊」が、沖縄に続き大分にも配備される計画です。
本部は湯布院駐屯地に置かれ、陸上自衛隊は今年度中に2400人規模まで増員し九州や南西諸島地域の防衛にあたるとしています。
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