能登半島地震による避難生活が長期化する中、災害関連死を予防するため金沢大学と石川県志賀町が協力し避難所で健康調査を行いました。
金沢大学と志賀町は13年前から健康づくり推進協定を結び健康調査を行っています。13日は医師らが避難所を訪れ空気中の二酸化炭素の濃度やホコリの量などを測っていました。
避難所となっている多くの施設では、24時間生活することを想定していないため感染症を防ぐにはこまめな換気や空気清浄機を使うなど、空気をキレイに保つ必要があります。
日本予防医学会・武藤剛理事
「CO2濃度が高いということはその部屋の空気が人が吐いた呼気で汚染されている。人が吐いた呼気の中には病原体の粒子であったりとかいろんなものが浮遊しています。」
また、調査に合わせ13日は健康相談会も開かれました。
避難生活を送る81歳の男性
「私は1月1日から全部避難生活です。3か月超えました。体力的にも精神的にもだいぶ疲れました。」
金沢大学と志賀町では、14日も町内2か所の避難所で健康調査と相談会を行う予定です。
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