外交関係樹立100周年を迎えたトルコを先日公式訪問した秋篠宮ご夫妻が、その印象について文書で公表し、「再訪する機会があれば一つひとつをゆっくりと見学してみたい」と明かされました。

秋篠宮ご夫妻は今月(12月)3日から8日にトルコを公式訪問し、首都アンカラでのアタテュルク廟での供花やエルドアン大統領への表敬訪問のほか、イスタンブールでは外交関係樹立100周年の記念式典に臨まれました。

また、トルコで多くの人と面会。イラン・イラク戦争の時に日本人の救出にあたったトルコ航空の乗組員や、東日本大震災の際に東北で3週間にわたって救助活動を行った緊急援助隊の隊長と懇談されました。

この他、世界遺産のトプカプ宮殿、ブルーモスクを訪れ、1890年に和歌山県沖で遭難し、地元の日本人が乗員の救助にあたったエルトゥールル号の模型の展示などを鑑賞されました。

秋篠宮ご夫妻はトルコ訪問を終えての印象を記した文書で、「再訪する機会があれば、これらの場所一つひとつをゆっくりと見学してみたい」と明かされました。

さらに「日本との縁を感じることができる一時を過ごすことできました。それとともに『文明の十字路』といわれるトルコに少しばかり触れることができたように思います」と記されました。

そして、訪問にあたって大統領夫妻や政府関係者から大変丁寧に迎えていただいたことや行く先々で多くの人たちに温かく迎えていただいたことを「有り難いことでした」とし、訪問に力を尽くしてくれた多くの方に「感謝の意を表します」と記されています。

文書の最後には「日本とトルコ共和国との友好親善関係がさらに深まることを心から祈念しております」と結ばれました。

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