新潟県妙高市の志で建築工事や建築設計を営んでいた『Reve Bois Michel(レーヴ・ボワ・ミシェル)』が、10日に新潟地方裁判所の高田支部から破産開始の決定を受けていたことがわかりました。民間の信用調査会社・東京商工リサーチによりますと販売不振が原因とみられ、推定総額で約2億円の負債が見込まれるということです。

2013年に創業し、2020年に法人化した『Reve Bois Michel』は、遊び心を大切にするライフスタイルとデザイン性を強みとしてホームページやSNSで情報を発信しながら、一般住宅の建築やリフォームなどを請け負ってきました。

しかし、法人化したころには2億円台の売り上げもあったものの、ハウスメーカー業界の動きが全般的に悪くなっているなかで、近年の資材高騰などの影響もあって業績の低迷が続き、取引先への支払遅延等もたびたび発生していた模様です。

2024年5月期以降も業績は好転せず、10月には同社代表の自宅不動産が差し押さえられるなどして、資金繰りも限界になったとみられています。

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