今年10月、宮崎空港で不発弾が爆発したことを受け、国土交通省は同じく旧日本軍の飛行場だった松山空港でも不発弾が埋まっていないかの調査を始めました。

今年10月、宮崎空港の誘導路で戦時中にアメリカ軍が投下したとみられる不発弾が爆発しました。

これを受け国土交通省は宮崎空港と同じく旧日本軍の飛行場だった松山空港でも昨夜から地面に埋まっている金属製の物体を探す磁気探査を始めました。

この調査は滑走路の両脇それぞれ25メートルの範囲にある路肩と緑地部分、あわせておよそ7万平方メートルを対象に運航に支障のない平日の夜間から早朝までの時間帯で行われます。
異常がなければ調査は来月末をめどに終了する見込みだということです。

松山空港事務所 藤原達 空港長
「まずは運用に支障がないよう時間内に安全に、そして適切に取り組んで結果についてはマスコミを通じて広く利用者に伝えていきたい」

松山空港では、これまで滑走路の拡張工事中の現場や近くの海からたびたび不発弾が見つかっています。

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