ダイカスト製品などを製造する広島県府中市の企業、リョービはエネルギー効率の良い「新本館」を関係者らに披露しました。
本社敷地内に設けられた新本館は、鉄筋コンクリート造の3階建てで、延べ床面積は5300平方㍍です。現在の本館が老朽化したことなどから2023年5月に着工していました。
こちらの吹き抜けは、自然の光を取り入れやすくしています。また、冷暖房やトイレには地下水が利用されています。
このような省エネ設備を備えた建築物を認定する「ZEBready(ゼブレディー)」と呼ばれる認証を府中市で初めて取得しました。
新本館は12月上旬からすでに社員300人が働いています。2階のフロアは柱がなく、広くゆったりとした空間になっています。
リョービ 浦上彰社長
「社員が付加価値をどんどん生むような、新たな価値を見いだせるような、そういう雰囲気をつくる器として、この建物が機能してくれれば」
屋上には将来的に太陽光パネルを設置する計画もあり、今後も敷地内の建物について改修を進めるということです。
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