公務中に消防車を横付けし、自分が監督を務める少年野球チームの試合を見に行ったとして、大分県杵築市の杵築速見消防組合の男性消防士長が懲戒処分を受けました。

戒告の懲戒処分を受けたのは、杵築速見消防組合の38歳の消防士長です。

杵築速見消防組合によりますと、38歳の消防士長は今年5月、防火水槽などの点検業務中、杵築市内の小学校で行われていた少年野球チームの練習試合を見に行きました。

このチームは自分が監督を務めていて、部下2人を連れてグラウンドに消防車を横づけし、午前と午後あわせて3時間滞在したということです。

消防組合は職務の専念義務を怠ったとして、消防士長を17日付けで戒告の懲戒処分としました。また、同乗した部下2人と上司3人を文書訓告としました。

消防組合の聴き取りに対し、消防士長は「休みが取れなかったのでどうしても行きたかった」と説明しているということです。

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