14日夕方、高知市の皿ヶ峰(さらがみね)で発生した林野火災は草木など約1.7ヘクタールを焼き、約4時間後に鎮火しました。けが人はいません。出火当時、高知県内には乾燥注意報が発表されていました。

山肌から炎が上がる高知市の皿ヶ峰(14日午後7時20分ごろ テレビ高知情報カメラで撮影)

火事があったのは高知市幸崎(こうざき)の高見山(皿ケ峰)南方です。警察と消防の調べによりますと、14日午後4時ごろ「高見山の方が燃えている」「煙と炎が見えている」と通行人から通報がありました。

火は草木や枯れ草など約1.7ヘクタールを焼き、約4時間後の午後8時20分ごろに消し止められました。建物への延焼はなくけが人もいません。消防車19台が出動し、消火作業を行ったほか、警察が現場近くの住民に注意喚起したり、山の登り口を立ち入り禁止にしたりするなど対応にあたったということです。

現場には墓地があり、過去には墓参りに来た人が使った火が燃え広がったこともあったといいます。警察と消防が出火の原因などを調べています。

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