小型ロケット「カイロス」2号機=14日、和歌山県串本町(共同通信社ヘリから)
宇宙事業会社スペースワン(東京)は15日、和歌山県串本町の民間ロケット発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる予定だった小型ロケット「カイロス」2号機について、同日の打ち上げを中止したと発表した。理由について「風が強かったため」と明らかにし、16日以降に発射するという。当初は14日の打ち上げを予定していたが、強風で延期。再挑戦となるはずだった。 今回の打ち上げは、衛星打ち上げビジネスで海外の後を追う日本にとって、飛躍の契機となることが見込まれる。 スペースワンは今年3月に1号機を打ち上げたが、約5秒後にロケット自身の判断による自律破壊によって爆発して失敗した。記事に『リアクション』ができます。ご利用には会員登録が必要です。
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