高校ラグビー春季大会の決勝が3日行われ、青森山田が青森北を57対14で破り5年連続の優勝に輝きました。

2024年の春季大会は合同チームも含む7チームで争われました。3日に行われた決勝のカードは、2023年の新人戦と同じ顔合わせ、青森山田 対 青森北です。

試合は早々に動きます。勢いよく攻め込んだ青森北が、開始わずか3分に12番・左センターの木村武蔵主将が抜け出して先制トライを奪います。

青森北 12番・左センター 木村武蔵主将

しかし、青森山田は2分後、目を覚ましたかのように“王者の貫禄”を見せつけます。素早いパスワークで前進し、2番・フッカーの中村優斗選手がすぐにトライを返します。

青森山田 2番・フッカー 中村優斗選手

これを皮切りに、試合は青森山田ペースとなり、青森北は代名詞の前に出るディフェンスで食いつきますが、青森山田の推進力を前に、なかなか止めることができません。

24対7と青森山田が3トライ差でリードして折り返しますが、後半も最初にトライを決めたのは青森北でした。しかし、反撃はここまで。

青森山田はテンポと強さを兼ね備えたアタックで試合を通して9本のトライを量産。

57対14で、5年連続5回目の春季大会優勝を飾りました。

青森山田 9番 池田翔大 主将
「きのうの試合もだが、入りが少し悪くて、きょうもそのまま引きずって、最後の後半まで、ずっとそのままいってしまった。そこをしっかり修正して、高校総体、東北大会につなげていきたい」

「青森県で圧倒していかないと、全国では絶対勝てないと思うので、しっかり圧倒できるような全国でベスト8を狙えるようなチームづくりをしていきたい」

一方、決勝の前に行われた3位決定戦は、三本木農業が八戸学院光星を32対5で下しました。

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