モーニング娘。’24などハロープロジェクト(以下、ハロプロ)のメンバーをはじめ多くのアイドルが所属するアップフロントグループは、3月30日・31日の2日間、千葉・幕張メッセで「木下グループPresenstsカーボンニュートラルを考える2024bySATOYAMA&SATOUMI Movement」を開催しました。

 このイベントは、環境問題や地方創成、地域活性化などへの理解を深めようと、アップフロントグループが2013年から毎年開催しているもので、今年は「カーボンニュートラル」をテーマに開かれました。

 カーボンニュートラルとは「温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させ、全体としてゼロにする」こと(環境省「脱炭素ポータル」サイトより)。会場ではカーボンニュートラルの実現に向けて取り組んでいる全国の自治体や団体・企業が、地域ぐるみの活動や脱炭素経営の実践例をPRしました。

 またステージでは、ハロプロのメンバーのほか、お笑いタレントたちが、カーボンニュートラルに向けて普段心がけていることやアイデアを紹介しながら、カーボンニュートラルへの理解を求めました。

 「節電のために部屋の電気をすぐ消す」(「OCHA NORMA」斉藤円香)
「今日もマイバックを持って、コンビニに行きたいと思います」(「モーニング娘。’24」 生田衣梨奈)
「自分のバックにエコバッグが必ず入っている」(堀内孝雄)

 2日間のイベントの来場者は4万4000人。開催期間中、会場は出展者側の意気込みや、出演者のパフォーマンス、そしてファンたちの熱気に包まれました。

 イチオシのアイドルやタレントを、とことん応援するいわゆる“推し活”とカーボンニュートラルの気運醸成をリンクさせた今回のイベント。“推し活”をきかっけに来場した人たちにとっては、カーボンニュートラルという難しく遠くにある言葉を身近に感じられる機会になったのではないでしょうか。

 “推し活”を通じて、アイドルやタレントと共有する世の中の課題。
 私たちが直面する様々な問題を考えるきっかけとして、こうしたアイドルたちの波及力に今、注目が集まっています。

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