青森県十和田市の新渡戸記念館が、老朽化した施設の改修工事の費用を募るために実施していたクラウドファンディングが成立しました。

十和田市の新渡戸記念館は、クラウドファンディングについて募集期間最終日の13日午後1時の時点で、690人からあわせて1852万8000円が集まり、目標金額を達成したと発表しました。

当初の目標から800万円以上多いということです。

施設には、新渡戸稲造の遺品と、祖父や父が行った三本木原開拓の資料など、約8000点が展示されていますが、老朽化による建物の改修工事が必要となっていました。

新渡戸記念館 新渡戸常憲 館長
「本当に広くさまざまなご縁をいただいて、心から感謝申し上げます」

集まった金額は改修工事にあてるほか、子どもたち向けのワークショップを行うためのスペースを設ける費用などにあてたいとしています。

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