山梨県の大月短期大学の60代の教員が、当時在学していた学生に対し交際を迫るようなメッセージを送るなどのセクハラ行為をしたとして、13日付けで懲戒免職処分となりました。

懲戒免職になったのは大月短期大学に勤務していた60代の教員です。

この教員は4、5年前に在学していた学生に対し、「好きだよ」などというLINEのメッセージを送り続けたほか、卒業後などに一緒に飲酒した際、3回にわたって頭をなでる、腰に手を回すなどのセクハラ行為を行っていたということです。

短大側は今年6月に卒業生からの訴えを受け調査を行い、8月下旬にセクハラ行為があったことを認定していました。

卒業生はセクハラ行為によるストレスが原因で、体調不良になったということです。

さらにこの教員は酒を飲んだ状態で授業をしたことも判明し、「地方公務員としての誠実労働義務に違反している」などとして懲戒免職処分となりました。

大月短大の栁沢幸治学長は「二度とこのような事態が生じないよう、教職員の意識改革や綱紀粛正を図る」とコメントしています。

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