静岡県は12月13日、2025年度当初予算編成のたたき台となる、一般会計の部局調整案をまとめました。歳出が歳入を上回る財源不足額は625億円と試算されています。

県によりますと、2025年度当初予算の部局調整案は、2024年11月11日までに提出されました。歳出は1兆3582億円で、歳入は1兆2957億円となり、財源不足額は625億円と試算されました。財源不足額は、編成概要通知時の620億円から、各部局の事業見直しにより105億円減少したものの、重点課題の推進枠やチャレンジ事業、義務的経費などが増えたことで110億円増加し、部局調整案では625億円へと拡大しました。

県は今後、国の予算案や地方財政対策の状況をふまえ、さらに精査して、2025年2月中旬を目途に当初予算案として取りまとめ、県議会に提出する予定です。

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