こゴールデンウイークも後半、3日も晴天に恵まれました。新潟県 加茂市の河川敷では5日のこどもの日を前におよそ500匹のこいのぼりが泳いでいます。

加茂市を流れる加茂川、その上を気持ちよさそうに泳ぐのはおよそ500匹のこいのぼりです。

多くは子どもが大きくなって家庭で使われなくなったもので、加茂市の市民グループが寄付を受け毎年、この時期に河川敷に掲げています。

爽やかな春の陽気のもと、きょうも多くの子ども連れなどが訪れていました。
【子どもは】「楽しい」「かわいい」

Qどんなところが「ひらひらしてるところ」
【お父さんは】「元気いっぱい健康が一番だと思うので強く育ってほしいと思っています」

そんな春の風物詩がこのたび、あるものに生まれ変わりました。それが、こちらのエコバッグです。

【加茂川に鯉のぼりを泳がせる会 永山光夫 代表】「毎年500匹くらいこいのぼりをかけるが、そのうちの大体100匹くらいが切れたり破れたりして使えなくなって廃棄していた中で、いい生地のものに関してはエコバッグを作ってみてはどうかと」

製作したのはこいのぼりを掲げている「加茂川に鯉のぼりを泳がせる会」のメンバー。役目を終えたこいのぼりを処分するのではなく何かに役立てられないかと考え、先月、試しに15個のバッグを作って販売してみたところ…

【加茂川に鯉のぼりを泳がせる会 永山光夫 代表】「(最初は)『いやー売れないんじゃないでしょうか』と話したが、『試しに作ってみましょうか』と言ったら1週間たたずに完売してしまってびっくりしました」

河川敷で開かれているマルシェにも30個ほどを用意。1つ1つ色や柄が異なり、中にはヒレがついたものも。お気に入りを見つける楽しさもあり、反響は上々のようです。

【購入した人は】「金色の柄が入ってるのがすごく可愛かったのでこれを選びました。こいのぼりを再利用とか、エコでいいなと思いました」

販売で出た利益はこいのぼりを飾る活動にあてられるということです。子どもの健やかな成長を願う加茂川のこいのぼりは7日まで掲げられています。

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