大型連休の後半がスタートし、世界遺産の町・岩手県平泉町では春の藤原まつりの最大の呼び物、「源義経公東下り行列」が3日行われ、多くの見物客でにぎわいました。

「源義経公東下り行列」は兄の頼朝に都を追われた源義経が、奥州藤原氏三代・秀衡を頼って、平泉にたどり着いた時の様子を再現したものです。

今年の義経役は、史上最年少15歳、俳優の寺田心さんが務めました。
（寺田心さん）
「今回最年少ということなのでちょっとドキドキする部分もあるんですけど、若い義経として頑張りたいと思います」

毛越寺の大泉が池で船に乗り込み、義経と秀衡が再会する場面が再現されました。そして、義経や北の方など総勢約90人による絢爛豪華な行列が毛越寺から中尊寺までの約3.5キロを練り歩きました。

（見物客）
「かわいいねー。本当にかわいい。それを見に来ました」
（見物客）
「初めて見たんですけどすごく迫力があってかっこよかったです。すごい大人っぽかった」

春の藤原まつりは5日まで行われ、弁慶力餅競技大会など、さまざまな催しが予定されています。

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