1年の世相を漢字一文字に表す「今年の漢字」が発表されました。富山の街の人にとってことしはどんな一年だったのか取材しました。
12日、京都市の清水寺で森清範貫主が、大きな和紙に力強く筆をふるって書いたのは「金」の文字です。
日本漢字能力検定協会はことしの漢字に「金」を選んだ理由として、
▼パリオリンピックでの日本人選手や大谷翔平選手の活躍
▼20年ぶりの新紙幣発行などの明るい話題
▼政治の裏金問題
▼闇バイト
などお金にまつわる暗い話題があったことを挙げています。
ことしも残すところあと2週間少し。富山の街のみなさんのことしの漢字を聞きました。
20代の男性が書いた一年を表す漢字は「結」。
20代男性
「ことし結婚するので結婚の『結』。生活面もそうですし、仕事もやる気が出たので頑張ろうと思いました」
女子高校生2人が相談して書いたのは「新」です。
高校1年生「高校入学したし新しく始まった感じ。新しい人間関係とかできたので」
専門学生
「お金貯めたいなって思って”金”にしました。学費とかたくさんあるんで(これから働いて)返せたらいいなと思っています」
4月からフォークダンスを始めた女性が選んだのは「踊」で、「難しい、くるくる踊るんですけど振り付け覚えられないので」と話しています。来年の目標は「振り付けを3つくらい覚えたい」ということです。
第2子が生まれたという30代男性は「生」を選びました。
30代男性「僕らにとっての一大イベントは生まれるということになります。元気に健やかに育ってほしいと思っています」
一方で歴史的快挙から「翔」を選んだ人もいました。
60代男性「世界の大谷翔平くん。誇りに思いますよね。50ー50を達成したあの試合がよかったですね。けがしても前向きな気持ちというか、決して消極的な気持ちにならない。大谷翔平くんを見習って生きていきたい」
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。