長崎出身で車いすバスケットボール日本代表の鳥海連志選手が11日長崎商業高校を訪れ、高校生に食事の大切さについて語りました。

東京パラリンピック銀メダリストの鳥海連志選手が参加したのは、食事面からアスリートのサポートに取り組む「味の素」が主催した講習会です。

生まれつき両手足に障がいがあった鳥海選手。中学時代に車いすバスケットボールを始め、長崎県立大崎高校在学中だった2016年に、最年少選手としてリオパラリンピックに出場。2021年の東京パラリンピックでは日本代表の主軸として活躍し、銀メダル獲得に貢献しました。

講演で、鳥海選手はアスリートとしての食事の大切さについて語りました。

味の素株式会社 蘆名真平さん:
「ポイントは何を食べるかではなくて何のために食べるか、考えていますか?」
鳥海連志選手:
「よく言われます、味は口(くち)までだろ、その下に行くとお前に必要な栄養がいっぱい入っていると」

講演を聞いた生徒たちはー
女子ソフトボール部所属の生徒:
「スポーツで栄養が大事だということが分かりました。これから活かしていこうと思います」
野球部所属の生徒:
「勝つために体づくりをしていきたいと思います」

鳥海選手は生徒と一緒に車いすバスケもプレー。競技の魅力を伝えるとともに、坂の街長崎での車いす移動は負担が大きいため困っている人がいたら声をかけてほしい、と車椅子利用者としての思いも伝えました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。