きょう12日は冬型の気圧配置が強まり北~東日本の日本海側を中心に積雪が増えています。この後、日本海側では大雪や吹雪となる所があり車の運転や交通機関の乱れなどに注意が必要です。
12日は冬型の気圧配置が強まっている影響で、北~東日本の日本海側で大雪となっている所があります。午前5時現在の積雪は青森県酸ヶ湯で147センチと、今季全国で最も多くなっています。
午前5時現在、北海道のオホーツク海側や日本海側、秋田県沿岸に風雪注意報が発表されている所があります。また、北海道の日本海側には大雪注意報が発表されている所もあります。
12日の日中にかけても北~東日本の日本海側では雪が続き、特に新潟県の山沿いなどでは降雪が強まるおそれがあります。また、北日本の日本海側を中心に風も強く、ふぶく所があるでしょう。
雪道の運転、十分な車間距離をとって…
雪道で車を運転する場合は、スノータイヤを装着し、急発進、急停車にならないよう普段よりもゆっくり慎重に運転してください。
▼車間距離は普段の倍以上とりましょう。トンネルの出入り口や橋の上などは路面が凍結しやすいため、特に注意が必要です。通行止めや渋滞の情報をあらかじめ確認してから出かけましょう。
▼2輪車(バイクや自転車)は転倒のおそれが非常に高いため、なるべく運転を控えるようにしてください。公共交通機関を利用する場合は、運休や減速運転により、普段より時間がかかり、混雑することが予想されます。運行情報や迂回ルートを確認してから行動してください。
大雪のピークが過ぎてないときに行動すると、大きなケガにつながったり、帰宅困難になったりします。慎重に行動してください。
12日は気温上がらず寒さ厳しくなる見込み
予想最高気温は札幌市で氷点下2℃と今季2度目の真冬日(最高気温0℃未満)となるなど、北海道は広く氷点下の見込み。東北でも青森市0℃、秋田市2℃など雪の降る所では凍えるような寒さでしょう。北陸も5℃前後の所が多く、新潟市や金沢市などは今季一番の寒さになりそうです。
晴れる太平洋側でも寒さが厳しく、東京都心や名古屋市は11℃と12月下旬並み。冷たい北風も加わるので体感温度は更に下がりそうです。このほか大阪市や広島市で12℃、高知市で14℃など、この時期らしい寒さとなりそうです。
冬期は要注意…ヒートショック防ぐには
冬の時期は、暖かい部屋から寒い部屋への移動など、急激な温度の変化によって身体がダメージを受ける「ヒートショック」が発生しやすくなります。ヒートショックを防ぐには、次の4つのポイントをご紹介します。
① 脱衣所や浴室は、入浴する前に暖めておきましょう。
暖かい部屋から寒い脱衣所や浴室に入り、その後、浴槽につかると、寒暖差で血圧が急激に変化してしまいます。浴室に暖房設備がない場合は、シャワーを使って浴槽に給湯したり、浴槽のお湯が沸いたらよくかき混ぜた後、蓋を取って湯気を充満させたりするのも効果的です。
② 入浴の際は、お湯の温度は41度以下、時間は10分以内を心がけましょう。
入浴する時間帯は、夜遅い時間帯だと冷え込んできますので、早めの時間帯を心がけてください。
③ 浴槽で体を暖めた後は、できるだけゆっくり立ち上がるようにしましょう。
手すりがあれば活用し、手すりがない場合でも、浴槽のへりにしっかり手をかけて立ち上がってください。
④ 食後すぐの入浴や、飲酒後の入浴は避けましょう。
食後に血圧が下がりすぎる食後低血圧によって失神することもありますし、飲酒によっても一時的に血圧が下がります。体調の悪い時も、入浴は避けてください。
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