ノーベル平和賞の授賞式が10日、ノルウェーで行われ、日本被団協、日本原水爆被害者団体協議会が受賞しました。式には、仙台在住の被爆者・木村緋紗子さんも出席しました。

日本時間の10日午後9時からノルウェーの首都、オスロで行われたノーベル平和賞の授賞式。仙台在住の被爆者・木村緋紗子さん(87)も出席しました。

木村緋紗子さん

式では、日本被団協の代表委員3人に賞状とメダルが授与されました。

日本被団協 田中煕巳代表委員:
「核兵器も戦争もない世界の人間社会を求めて、共に頑張りましょう」

この授賞式の直前、仙台から参加した木村さんは核兵器廃絶を訴える運動を続けてきた人たちへの思いを語っていました。

仙台在住の被爆者 木村緋紗子さん:
「核兵器廃絶、戦争はしないでということを引き継いできた。先人たちの思いを絶対に忘れないで、授賞式に臨む」

日本被団協は11日、ノルウェーの首相と面談する予定です。

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