長野県上田市では、能登半島地震からの復興を支援しようとチャリティマルシェが開かれました。

チャリティマルシェには、上田市内外から、飲食や美容関係など40余りの個人や団体が出店。

石川県からは3つの団体が招かれ、伝統工芸品やご当地の野菜、加工品などを販売しました。

金沢市で能登の土産物などの卸売をする男性は、輪島塗の箸を店先に並べました。

2024年元日に発生した能登半島地震で、取り引きのあった職人が70年余り続いた工房を閉めたため、販売できる最後の商品だといいます。

石川産直まのちゃん・岩倉正典さん:
「もうだめなんじゃないかと思っている方と結構多く話をする機会があるもので、長野からでも応援しているよという言葉が被災者の方の耳に入れば、元気になるのかなと思う」
輪島塗の箸を購入した人は:
「能登の復興のお手伝いになればいいし、なかなか輪島の方に行く機会がないので、きょう本当に楽しみにして(来ました)」

主催者のひとり・宮澤香(かおり)さん:
「皆さん来ていただいた方々の思いと集まった義援金を、現地に届けられれば」

売り上げの一部や会場で集めた募金は、輪島市の漆器職人の組合に寄付されるということです。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。