帰省したときに、家族でしっかり話し合ってもらおうという狙いです。

帰省などで混雑する山口宇部空港で、警察官らが頻発するうそ電話詐欺の被害を防止を呼びかけました。宇部警察署の警察官や防犯連絡所の指導員など12人が、山口宇部空港の到着ロビーで、SNS型投資詐欺やうそ電話詐欺の防犯チラシなどを帰省客に手渡して、注意を呼びかけました。

帰省したとき、実家の両親などと話し合ってもらおうという狙いです。

帰省した夫婦
「親も高齢なので気になるところはありますね。せっかく、これいただいたので、これを見せながらあらためて注意を促したいと思います」

県内では今年に入って3月末までに29件のうそ電話詐欺が発生し、被害額は1億4640万円と、去年の同じ時期の5倍近くなり深刻な状況です。

宇部警察署 山田亮介生活安全課長
「家族の方とこういった犯罪がある、こういった犯罪の兆候がある時は事前に情報共有しようとかいうのを話し合いをしていただいて、家族の絆で被害に遭わないよう防止していただければ」



警察では「電話でお金を要求されたら詐欺を疑い、警察や家族、知人に相談して欲しい」と呼びかけています。

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