割れたガラスの破片。
お住いの市町村では、どういった捨て方になっているかご存じでしょうか?
島根県松江市で、可燃ごみとして捨てられたガラスの破片で、収集作業員がけがをする事故が起きました。
手のひらにできた傷。
収集員が、ごみの回収中に負ったものです。
その原因が、ごみとして捨てられた鋭く尖ったガラスの破片でした。
松江市環境エネルギー部リサイクル都市推進課 大原康史課長
「燃やせるゴミを収集していた収集員が、袋を持ち上げた時に、割れたガラスの破片が入っていて、当たって手を切った」
可燃ごみに入っていたガラスの破片。
実はこの出し方、松江市は、間違いではありません。
松江市の場合、ガラスのビンはリサイクルステーションに出しますが、割れたビンやガラスは、新聞紙などに包んで、可燃ごみとして出すのが正しい出し方なんです。
松江市環境エネルギー部リサイクル都市推進課 大原康史課長
「新聞紙でくるんではあったが、(ガラスが)あまりにも鋭利な壊れ方をしていたので、尖ったところがゴミ袋を突き破って、従業員の手に刺さってしまった」
松江市では、紙で包んだ上にテープなどでくるみ、さらに、貼り紙をして破損したものが入っていることを分かるようにして欲しいと呼び掛けています。
松江市には、高温でゴミを溶かすゴミ処理施設があるため、可燃ごみとなっていますが、分別のルールは市町村ごとに異なり、例えば、鳥取県米子市は、紙で包んで、不燃ごみとして出すことになっています。
松江市環境エネルギー部リサイクル都市推進課 大原康史課長
「収集時に危険がないように、ご協力いただきたい」
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