超音波探傷器を使って踏切のレールを調べるJR北海道の担当者=10日午後、北海道小樽市
JR北海道は10日、北海道森町のJR函館線で11月に発生した貨物列車脱線事故を受けて実施している踏切のレール検査を報道陣に公開した。小樽市の函館線塩谷―蘭島間で行われ、同社の武藤功一担当課長は「技術的な知見を高め再発防止に取り組む」と述べた。 11月の事故について、JR北海道は現場付近の踏切でレールが腐食し、損傷していたことが原因の可能性が高いとしている。公開された検査では、担当者が踏切のレールを超音波探傷器で調べ、異常はみられなかった。 JR北海道は事故後、貨物列車が走る線区で、レール設置から30年以上経過するなど事故現場と似た条件の踏切を検査し、異常は確認されなかった。記事に『リアクション』ができます。ご利用には会員登録が必要です。
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