年末年始を前に、フェリーやバスなどの輸送機関の安全点検が10日から始まりました。
安全点検は、国土交通省九州運輸局が人や物の動きが活発になる年末年始を前に、毎年行っているものです。
10日は垂水フェリーとターミナルに立ち入り、救命胴囲がそろっているかや、イカダに傷がないかなどを点検しました。
フェリーターミナルでは、運賃表示や乗組員のアルコール検査が適正に行われているかなどを確認していました。
(鹿児島運輸支局 野元雅幸支局長)「乗組員には当たり前のことを確実に実施し、ヒューマンエラーによる事故を起こさない努力をしてほしい」
県内では、今年1月に「クイーンコーラルクロス」が、9月に「種子屋久高速船」が、それぞれ入港時に港に衝突する船の事故が相次いでいます。
鹿児島運輸支局は来年1月10日までに、県内のそのほかの船舶やバス、鉄道などの点検を行う予定です。
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