鹿児島県薩摩川内市の小学生が、地元で進められている道路工事の現場を見学しました。
建設現場の体験学習会があったのは、南九州西回り自動車道の「阿久根川内道路」です。10日は、近くの水引小学校の4年生から6年生の児童50人が、建設中の高さおよそ16メートルの橋脚の現場を見学しました。
そして、測量や撮影に使われるドローンの操縦や重機の運転も体験しました。
(児童)「(重機を操作して)奥に入れて持ち上げてすくうことが楽しかった」
(児童)「おかあさん、おとうさんが高速道路を利用する時に、現場の人たちの仕事を思い出しながら家族に伝えたいと思った」
(鹿児島国道事務所 松尾和敏事業対策官)「近くの工事を知ってもらい、建設業やものづくりに興味をもってもらえたら」
南九州西回り自動車道は、鹿児島市から熊本県八代市を結ぶおよそ142キロの道路で、国が1988年から工事を進めています。現在73%が開通していて、完成時期は未定です。
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