12月8日は『土星食』でした
「土星食」は『土星が月に隠れる』現象で、『地球』ー『月』ー『土星』が一直線に並ぶときに起きます。「土星食」が22年ぶりに国内の広い範囲で夜間に観測できましたが、『土星食が起きる』地域と『土星食が起きない』地域がありました。
九州のほとんどが『土星食が起きない地域』で、「土星が月に最接近」という状態の地域が多かったものの、鹿児島県は大隅地方の一部、種子島屋久島地方~奄美地方で『土星食が起きる地域』となり恵まれていました。MBCスクープ投稿に届いたみなさんのお写真を紹介します。
境界線付近はどうなるのか?
「土星食が起こる地域」「土星食が起こらない地域」がありますが、その境目はどうなるのでしょうか?
国立天文台によると
『土星が月の縁に接するようにかすめる《接食(せっしょく)》となります』、
ということでした。その聞き慣れない《接食》とは、土星が月に
『接近していく』→『かすめるように動いて《食》にならない』→『離れていく』
という動きをする状況の事です。
『土星食』ならぬ《接食》の撮影に、MBC気象予報士の亀田晃一が撮影に挑みました。「かすめる」様子を連続写真でご覧ください、なお撮影場所は、鹿児島市MBC屋上です。
なお、今回《接食》となったのは、北海道釧路市・秋田市・岡山市付近などだということです。
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