宮城県多賀城市で障害のある児童の支援を行う事業所が市の給付金およそ3300万円を不正に受給していたことがわかりました。

給付金を不正に受け取っていたのは多賀城市で、障害のある児童らの放課後等デイサービスを行う「太陽の子多賀城」です。県によりますと、この事業所は2022年から今年5月まで、サービスを実施したとするうその実績を市に報告するなどして、障害児通所給付費あわせておよそ3300万円を不正に受給したということです。県民からの情報提供を受け、県が運営指導にあたった際には、事業所側がうそのシフト表や出勤簿を作成するなどして返還を免れようとしていたということです。

県は12月4日付でこの事業所に対し、来年1月からの半年間、給付金の受け取り額の上限を7割に減額する処分を行いました。今後、県や市ではほかに不正請求がなかったか調査を行い事業所に返還を求めることにしています。

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