松山市内の飲食店で焼き鳥などを食べた高知県内の6人が、腹痛や下痢などの症状を訴え、保健所は、カンピロバクターによる食中毒と断定しました。

食中毒が発生したのは、松山市三番町の飲食店「焼き鳥鳥料理まごころ」です。

松山市保健所によりますと、今月3日、高知県保健所から「11月23日に愛媛県内の飲食店で食事をした友人グループ6人全員が、体調不良を起こしている」といった趣旨の連絡が寄せられました。

20代の男女6人が症状を訴えていたということで、保健所が調査を進めた結果、松山市三番町の飲食店「焼き鳥鳥料理まごころ」の食事が原因の食中毒と判明しました。

市保健所は、飲食店を9日と10日の2日間の営業停止処分にしました。
6人は既に回復しているということです。

保健所によりますと、カンピロバクター感染症を引き起こす菌は、少量でも発症するといった特徴があり、気温の低い冬場であっても油断はできないということです。
昨年は全国で、6月に30件の食中毒が確認されましたが、12月にも15件発生しています。

なお、11月23日の夜に提供されたメニューは、つきだし▽ウーロン茶▽豚バラ串▽生ビール▽うずら卵(数量限定)▽海老しそ巻き▽鶏ネギマ タレ▽自家製手ごねつくね 月見▽自家製手ごねつくね 明太子▽キャベツおかわり自由▽梅きゅうり▽鶏皮ポン酢▽七味▽鶏モモ タレ▽砂肝▽せせり タレ▽トマト巻き▽鶏ササミ 梅肉▽ぼんじり タレ▽自家製手ごねつくね おろし▽自家製手ごねつくね 炙りマヨネーズ▽チャンジャ▽揚げじゃこ天▽朝どれレバー刺し▽朝どれ鶏ユッケ▽朝どれ生鶏ササミタタキ▽焼き鳥丼▽ポン酢▽ふつうのレモンサワー▽濃醇梅酒 炭酸▽あらごしみかん酒 炭酸▽トマトスライス――ということです。

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