南海トラフ地震臨時情報について正しく理解してもらおうと、防災士を対象としたセミナーが、県庁で開かれました。
宮崎県が開いたこのセミナーには、県内の防災士、およそ90人が参加。
京都大学防災研究所宮崎観測所の山下裕亮助教が講師となり、8月に発生した地震を振り返りながら、南海トラフ地震臨時情報の発表の仕組みなどを説明しました。
(京都大学防災研究所・山下裕亮助教)「『いつも』と『もしも』の両立が必要になるというのが、この南海トラフ地震臨時情報が出た時の考え方です」
(参加した防災士)「地区の中で一人でも人を助けたいというのがあって常に我々防災士として、勉強していかなきゃいけないなと」
宮崎県は、今月12日に、県内、全市町村の担当者向けのセミナーも行う予定で、臨時情報への理解を深めて欲しいとしています。
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