中国電力は7日、全国で唯一県庁所在地に立地する松江市の島根原子力発電所2号機をおよそ13年ぶりに再稼働させました。

「2号機、原子炉起動しました」

7日午後3時、中央制御室で制御棒を引き抜く作業が始まり、およそ13年ぶりに再稼働した島根原発2号機。
重大事故を起こした東京電力福島第一原発と同じ「沸騰水型」の原発が再稼働するのは、宮城県の女川原発2号機に続いて全国で2番目となります。

中国電力島根原子力本部 三村秀行本部長
「まだまだステップがたくさんあります。これら1つずつを安全を確認しながら引き続きしっかり一歩ずつ進めていきたい」

中国電力によりますと、約2時間後には核分裂反応が安定して継続する「臨界」に達したということで、12月下旬に本格的に試験発電を始め、年が明けた2025年1月上旬に営業運転を再開する計画です。

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