大きな鍋で焚き上げた大根を食べて無病息災を願う冬の風物詩「大根だき」が、京都の千本釈迦堂で始まりました。

 寒空の下、大鍋で煮込んだ大根。京都市上京区にある千本釈迦堂の「大根だき」は、釈迦が悟りを開いたとされる12月8日に合わせて行われる師走の伝統行事です。

 鎌倉時代に魔除けとして振る舞われたのが始まりで、初日の7日は大勢の参拝者が熱々の大根をほおばり、無病息災を願いました。

 「味がしみていておいしい」
 「去年も食べたんですけど、懐かしい味がします。今年は元気に過ごせましたから、来年も病気なく過ごせるといい」

 千本釈迦堂の「大根だき」は8日まで行われ、1杯1000円で振る舞われます。

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