厳しい寒さや吹雪の中でも業務にあたる警察官。その身を守ろうと、青森県警察本部は全国で初めて防寒具の着用を認める制度の運用を始めました。
「ゴーグル」に「フェイスウォーマー」などを身に着け完全防備の警察官。6日は、12月1日に運用が始まった防寒対策「青森県警ボウカンじゃあ」が報道関係者にお披露目されました。
警察官はこれまで厳しい寒さや吹雪の中でもルールがないために、しっかりとした防寒対策ができずに交通事故の処理や事件現場の鑑識などの業務に当たってきました。
ただ、天候が悪い時は業務効率の低下につながり体調を崩しかねないとして、県警は12月から防寒具の着用を認める制度の運用を始めました。全国で初めての取り組みです。
県警 警務課 美濃光誠 警部補
「かなり猛吹雪の中、長時間活動する場面もありましたので、ありがたい制度になったと思っています」
県警 警務課 野里和保 課長
「警察職員の寒さ対策を万全にしまして、県民の皆さまに変わらぬ対応をしていきたいと考えています」
今後は警察官が街中でゴーグルを着用し、しっかりと防寒対策をして県民の安全・安心を守ります。
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