筑後川から福岡都市圏と佐賀県基山町に水道用水を供給している「福岡導水」で、管内の調査が行われ、その様子が公開されました。

RKB 田尻貴博記者「導水管の中のこのような細かな補修を一つ一つ行うことで、私たちに安全安心な水が届けられているということです」

管内が公開されたのは、筑後川から福岡都市圏の約3割と佐賀県基山町の全域に水道用水を送っている「福岡導水」です。

水資源機構が12月3日から導水管の一部を止めて2年ぶりに管内を調査し、必要に応じて塗料で補修する作業を行っています。1983年から使用している「福岡導水」は、最大で毎秒2.7トンにおよぶ大量の水を、各浄水場に送り続けています。

導水管の直径は1.5メートルと狭く、作業員は腰をかがめて、塗装のはがれやさびがないか点検していました。

水資源機構福岡導水事業所 馬場一博所長「こういった大切な水ですので、使われる皆さんも大切に使っていただければと思います」

この補修作業は12月13日まで行われる予定です。

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