「辞めるような悪いことをしていないので、しっかり頑張っていきたい」と述べている大阪府岸和田市長が、きょう午後2時半から記者会見することについて、所属する大阪維新の会の吉村洋文代表は「内容を見てもう一度、綱紀委員会で判断」と述べました。

女性の代理人弁護士によりますと、2019年に永野耕平岸和田市長と知り合った女性は、その後約1年半にわたり性的な行為を繰り返されたとして、約2280万円の損害賠償を求め、解決金500万円を支払うことなどで和解が成立していました。

永野市長は裁判になったことは謝罪しつつ「自分には非が無い」と主張。ただそれ以外何も語らないことから、大阪維新の会は綱紀委員会を開催し「離党勧告処分」とし、8日までに十分な説明がなけれは「除名処分」と判断しています。

この方針もあって、永野市長は午後に記者会見を開くことになりましたが、きょう大阪維新の会の吉村代表は、この先の見通しを示しました。

(吉村代表)「会見は質問がなくなるまでやるというふうにも聞いています。それ(説明責任)を果たすとおっしゃっていますので、我々とすればその内容を見た上で、もう一度綱紀委員会を開催、役員会も開催して、方針を判断するということになると思います」

吉村代表は、綱紀委に永野市長の出席も求めることになるだろうとし、「(判断に)時間をかけるつもりはないです。もともと期限を区切っている日曜日中には対応するということになると思います」と述べました。

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