本格的な雪が訪れそうです。気象庁は6日午前、兵庫県で積雪に注意を呼び掛ける情報を発表しました。

 気象庁によりますと兵庫県では、8日(日曜)から9日(月曜)頃にかけて、北部の山地中心に雪が降り、積雪となる所があり、雪や路面の凍結の影響で交通障害などに注意が必要だと呼びかけました。

 8日は冬型の気圧配置が強まって、近畿地方の上空約1500メートルには、氷点下3度以下、この時期としては強い寒気が流れ込む見込みです。

 また、北陸地方では7日(土曜)にかけて、上空約5500メートルには氷点下27度以下の寒気が流れ込む見込みです。

 このため、福井県等では7日夜遅くにかけて大気の状態が非常に不安定となり、局地的に積乱雲が発達する見込みで、落雷や竜巻などの激しい突風に注意が必要だとしています。

 いっぽう、来週はさらに冬型が強まります。

 北海道と東北の日本海側・関東甲信・北陸・東海地方は、11日ごろから大雪の可能性があります。

 近畿・中国地方は、13日頃から寒気の影響を受けやすくなり大雪の可能性があります。日本海側で降雪量が多くなり、この時期としてはかなり多くなる可能性があるということです。

 近畿では、この時期の5日間降雪量の平年値は以下の通りですが、気象庁によると、平年の3倍超になる可能性も指摘されています。

柳ケ瀬 15センチ
今津 4センチ
彦根 1センチ
峰山 6センチ
舞鶴 3センチ
香住 5センチ
豊岡 5センチ
和田山 3センチ

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