取材に応じ、性被害について語った女性検事=3日
元大阪地検検事正北川健太郎被告(65)の性的暴行事件で、被害者の女性検事が5日までにインタビューに応じた。検事として、被害を訴え出る大切さを分かっているはずだった女性。それでも実際に被害に遭うと「自分が悪かった」と言い聞かせ、独りで抱え込んだ。元検事正の初公判後、たくさんの応援メッセージが届いた。「独りじゃない」。今は同じ被害者にこう伝えたいと思う。「あなたは何も悪くない。つらくても打ち明けて。できるだけ早く、信頼できる人に」 起訴状などによると、被告は検事正在職中の2018年、女性や他の部下らとの懇親会後、泥酔状態の女性を自身の官舎に連れて行き性的暴行をしたとされる。 密室で行われることが多い性犯罪事件では被害を訴えるためにつらい記憶を呼び起こして説明する必要がある。泣き寝入りする人も少なくない。 検事として証拠を集める重要性を心得ていた女性も帰宅後すぐに体を洗い、誰にも言わずに仕事を続けた。夫に打ち明けられたのは被害から1年後、検察に被害を申告した時には5年半がたっていた。記事に『リアクション』ができます。ご利用には会員登録が必要です。
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