航海実習中の海上保安大学校の練習船「いつくしま」が大分県内に初めて入港し、報道陣に公開されました。

広島県呉市にある海上保安大学校の新造船「いつくしま」は全長134メートル、総トン数5500トンの海上保安庁最大の練習船で、今年7月から運用が始まりました。

今回、本科4学年と初任科生あわせて72人が乗船し、航海実習を目的に12月3日に出港し、別府港に県内に初めて入港しました。

「いつくしま」は実習用を含め、操舵室を2つ擁するなど最新鋭の練習船といわれています。

(実習生)「実習船の環境も良くなり、自信を持って部下に背中を見せながら前に立って歩けるような海上保安官になりたいです」

「いつくしま」はすでに別府港を発ち、31日まで日本近海で航海実習を行います。

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