酒に酔って面識のない女性に抱きつき、胸を触ったとして罪に問われていた元熊本市職員の男に、熊本地方裁判所は執行猶予付きの判決を言い渡しました。

判決を受けたのは、熊本市経済観光局の元職員、後藤啓吾(ごとう けいご)被告(26)です。

判決によりますと後藤被告は今年7月、熊本市中央区の路上で酒に酔った状態で面識のない20代の女性に背後から抱きつき、胸を触りました。

12月5日の判決で熊本地裁の鈴木和彦(すずき かずひこ)裁判官は、「被害者は夜道を歩けなくなるなど心身ともに苦痛を受けた。犯行態様は執拗かつ卑劣で刑事責任は重い」として懲役2年執行猶予4年の判決を言い渡しました。

後藤被告は初公判で起訴内容を認めたため、11月に懲戒免職されています。

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