電車で隣に座る女性にわいせつな行為をしたとして、会社員の男が逮捕されたことが分かりました。

捜査関係者によりますと、不同意わいせつの疑いで逮捕されたのは、大手人材マネジメント会社「グロービス」の社員・朝子祐樹容疑者(37)です。

朝子容疑者は、今年9月7日午後11時前、東京・港区内を走行中のJR山手線の電車の中で、隣の席に座る面識のない20代の女性に対し、わいせつな行為をした疑いがもたれています。

朝子容疑者は、電車に乗った後、寝ている女性を探して隣に座り、胸を直接触るなどのわいせつな行為をおよそ20分間繰り返したということです。

また、朝子容疑者は、女性と指をからめていわゆる“恋人つなぎ”をしたり、女性の頭を手で抱き寄せたりして、周囲の乗客に対して女性と交際関係があるように装っていたとみられています。

被害に気づいた女性が声を出すと、朝子容疑者は逃走したということです。その後、防犯カメラの捜査などから朝子容疑者が浮上し、逮捕に至りました。

朝子容疑者は取り調べに対し、「間違いありません」と容疑を認めているということです。

警視庁は、朝子容疑者がほかにも複数回、電車内で同様のわいせつ行為をしていた可能性があるとみていて、余罪を詳しく調べています。

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