今年5月、岡山市北区を会場に行われた全国植樹祭。その意義を、後世に伝えていこうと、会場を飾った組子装飾が岡山空港に移設されました。
きょう(4日)、お披露目されたのは横9メートル、縦3メートルほどの組子装飾。
岡山県真庭市の佐田健美が県産ヒノキなどを使い、制作したものです。5月の全国植樹祭で天皇皇后両陛下が座られた御座所の背面を飾りました。
植樹祭で培った森林・環境保全への思いなどを、一過性のものとせず、伝え続けて行こうと県内外の多くの人の目に触れる岡山空港の国内線搭乗待合室に設置されました。
(伊原木隆太岡山県知事)
「ずっとこれからお伝えすることができるというのは、全国植樹祭のレガシーとして本当に貴重なものだと思います」
数年がかりの準備を経て開催された全国植樹祭。実行委員会が行うものとしては、きょうが最後の行事になりました。
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