11月に全館で一時停電した青森県の「八戸市立市民病院」で、停電の原因とみて調査している「発電機」について、地面に電流が流れる「地絡(ちらく)」の現象が起きていたことがわかりました。

八戸市立市民病院は11月28日、午前7時半ごろから約2時間半にわたって全館が一時停電し、手術や外来診療を中止する事態となりました。

病院によりますと、原因を調べるなかで病院の医療機器を稼働させるための発電機4台のうち1台で不具合が起き、地面に電流が流れる「地絡」の現象が発生していたということです。

病院は、ほかのトラブルにつながるのを未然に防ぐため、残りの発電機や東北電力からの外部電源をすべて停止させたということです。

「地絡」を起こした発電機は、2023年8月に全館停電の原因となった発電機とは別のものでした。

病院は、メーカーに調査を依頼して停電の原因を調べています。

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