富山県は物価高騰対策を目玉にした11月県議会に追加提案する補正予算案を3日発表しました。
富山県:新田知事
「県としましては、経済対策の効果を県内に速やかに波及させるため、関連する補正予算案を追加で編成し、明日定例会に提案させていただくことにしています」
新田知事は3日の臨時会見で、一般会計で344億4600万円あまりを追加した11月補正予算案を発表しました。
なかには国の地方創生臨時交付金を財源として、エネルギー価格や物価高騰の影響を受ける高齢者施設や農林水産事業者などを支援するための費用としてあわせて10億円近くが盛り込まれました。
また、国の補正予算を活用して地すべり防止施設の整備といった防災・減災など安全・安心を推進するための公共事業に225億6100万円あまりが計上されています。
そのほか中小企業支援や賃上げ促進観光振興、公共交通の活性化のための予算も盛り込まれました。
11月補正予算案は4日の富山県議会11月定例会で追加提案されます。
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