2日、北海道安平町の住宅地付近でクマの目撃が相次ぎ、近くの学校では、保護者に迎えに来てもらうなど、対応に追われました。

2日正午ごろ、安平町追分白樺2丁目にある鹿公園付近の林道で、近くに住む人が体長約1.5mのクマ1頭を目撃しました。

警察によりますと、午後0時半ごろまでの間に、付近で同一の目撃情報が3件相次いだということです。

また、午後1時すぎには鹿公園から線路を挟んで反対側の、本町4丁目などで、子グマの目撃情報が2件寄せられました。

付近の追分小学校では、下校時、保護者に迎えをお願いしたほか、おいわけ子ども園や追分中学校でも、保護者やスクールバスが送迎したり、学童保育で預かったりするなどして、対応に追われました。

また、追分高校では、JRの駅までの臨時のスクールバスを出したということです。

クマが目撃されたことを受け、近くのキャンプ場やパークゴルフ場は、2日、閉鎖となりました。

警察や安平町教育委員会は、3日からのゴールデンウィーク中も警戒を続けるよう、住民らに呼びかけています。

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