花巻市東和町の田瀬ダムで緊急放流に使うゲートの点検が行われ、およそ70年ぶりに水を放流しました。貴重な瞬間を見ようと全国から見物客が訪れました。

田瀬ダムは発電や農業用水の確保などのための多目的ダムとして1954年に完成しました。ダムの最上部には洪水など緊急の時だけ使う「クレストゲート」と呼ばれる放流ゲートが6ヶ所あります。クレストゲートは通常は水を流さずに点検していて、放流はダム完成の翌年の1955年以来およそ70年ぶりのことです。貴重な瞬間を一目見ようと地元の人や全国からダム愛好家が大勢訪れました。訪れた人は美しい滝のような流れを眺めたり写真に収めたりしていました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。