奈良県吉野町にある国指定の重要文化財、吉野神宮の拝殿の扉に落書きが見つかり、警察は文化財保護法違反の疑いで捜査しています。

 11月29日、奈良県吉野町の吉野神宮で「拝殿の扉に落書きされている」と宮司から警察に連絡がありました。警察によりますと、29日午前10時30分ごろ、拝観者を案内していた職員が国指定の重要文化財、吉野神宮の拝殿の木製の扉にアニメキャラクターのような模様の傷を発見したということです。

 傷は縦約30cm、横約17cmで、鋭利なもので付けられたとみられるということです。10月中旬ごろに宮司が拝殿を確認した際には傷はなかったということで、警察は何者かが傷をつけたとみて文化財保護法違反の疑いで捜査しています。

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