定められたスタッフを配置しないで、不正に給付費2279万円余りを受け取ったとして浜松市の放課後等デイサービスの事業所が指定取り消し処分を受けました。

4月30日付で障害児通所支援事業所の指定取り消し処分を受けたのは浜松市中央区笠井町の放課後等デイサービス事業所です。

浜松市によりますと、この事業所は2020年10月以降、配置する必要がある児童指導員や保育士の配置基準を満たさず、本来受け取ることが出来ない給付費2279万円余りを不正受給していました。

この事業所をめぐっては、2022年9月に「職員が足りていない」との通報があり、浜松市が監査を実施したところ問題が発覚したということです。

事業所側は市の調査に対し「支援自体が大変ではなく、スタッフは1人で対応できると判断した」などと説明したということです。

市は不正に受給した分に40%を加算した3200万円ほどを請求し、すでに弁済を受けています。

この事業所に通っていた利用者はすべて別の施設に移ってサービスを受けています。

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