2008年から高知県で行われていた、女子プロゴルフツアー「明治安田レディス ヨコハマタイヤゴルフトーナメント」が、来年は“開催されない”ことが発表されました。
「明治安田レディス ヨコハマタイヤゴルフトーナメント」は、春に行われれる女子プロゴルフツアーのシーズン序盤の一戦で、2008年から高知県香南市の土佐カントリークラブで開催されてきました。
しかし、主催する「横浜ゴム」は、29日、公式サイトで「大会を終了する」と発表しました。
高知県内で開催される“初の女子プロゴルフトーナメント”として始まったこの大会は、2008年に「ヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGR(プロギア)レディスカップ」という名称で発足。2011年には大会開催中に東日本大震災が発生して「競技不成立」となったほか、2020年には大会開催直前にコロナ禍に入るなど、17年の歴史の中で“苦難”もありました。
そうした中でも、これまでに、明徳義塾高校出身の横峯さくらや、不動裕理、古閑美保ら、多くの名だたる女子プロが熱戦を繰り広げ、イ・ボミや稲見萌寧らが歴代チャンピオンに名を連ねていました。
主催する「横浜ゴム」は、公式サイト内で、「2008年から17年にわたりJLPGAが公認する大会を開催し、日本女子プロゴルフの発展に貢献できるよう努めてまいりました。同時に大会を通じて当社のブランド価値を向上させるとともに、当社のステークホルダーの皆様とのエンゲージメントを高めることができたと認識しております。長年、本大会にご支援いただきました関係者の方々ならびにファンの皆様に厚く御礼申し上げます」とコメントしています。
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