長野県松本市に本店を置く金融機関の職員が顧客6人の預金を無断で解約するなどし、4,000万円近くを着服していたことが分かりました。
松本信用金庫が29日に公表したもので、着服をしていたのは浅間温泉支店(松本市)の内部事務を担当していた職員です。
職員は2019年5月から2024年10月にかけて、顧客6人の預金、あわせて3,950万円余りを無断で解約するなどして、自分の生活費や遊ぶ金、借金の返済にあてていたということです。
10月11日に、被害者の1人から問い合わせがあり、18日に着服を確認、その後の調査で6人の被害が判明しました。
松本信用金庫は、11月28日付けでこの職員を懲戒解雇して刑事告訴の準備を進めていて、「深くお詫びするとともに、再発防止策の策定や職員教育の徹底をし、信頼回復に努めたい」とコメントしています。
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